海辺で気まま日記 改め 川辺で気まま日記
毎回気ままに綴ります。猫、仏・独・伊語、音楽全般、丹田呼吸など。
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天才作曲家、野見祐二のその後
かつて当ブログで「天才作曲家」とご紹介した野見祐二。坂本龍一と関わっていた80年代はメディアの露出が多少あったものの、最近は裏方に徹し表に出ることがなくなりました。簡単ですが、あらためて彼の作品を聴いてみましょう。
まずはおさらい、野見祐二がプロデビューのきっかけとなったおしゃれテレビの曲から『恋のテロリスト№1』。



おしゃれテレビの頃、「ロボットオーケストラ」と称していたほど、PCでの操作に没頭した野見祐二も、坂本龍一の手伝いで「子猫物語」「オネミスの翼」「ラスト・エンペラー」などサウンドトラックを手がけることにより、生オーケストラの魅力にとりつかれたのでしょう。以後、テクノっぽい作品が少なくなりました。シンガポールのスター、ディック・リーのミュージカル「ファンテイジア」(1994年)の音楽監督を務めた時、テクノの片鱗がかろうじてありました。高橋幸宏が司会をした深夜番組「AXEL」のスポンサーが三菱電機だったためか、「ファンテイジア」のCMがよく流れていました。EPOも精神科医役で出演していました。

     

その後、野見祐二は劇伴を手がけることが多くなりました。割と最近、岩崎宏美の『始まりの詩、あなたへ』(作詞・作曲:大江千里)という歌謡曲の編曲を担当します。

     

2010年代に入って、アニメの「日常」にも関わります。テレビアニメに先駆け、2011年3月12日発売の単行本第6巻限定版にDVDが同梱された「日常の0話」の『エンディングテーマ』(作曲・編曲:野見祐二 )を聴きましょう。



さらに2012年には「好きっていいなよ。」のオープニングテーマ『Friendship 〜for 好きっていいなよ。』の編曲を手がけます。

     




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【2013/07/31 23:38】 作曲家 |
筒美京平×小西康陽 対談
2008年に筒美京平と小西康陽がラジオで対談した音源がアップされています。最近「筒美京平 ゲイ」という検索ワードで当ブログにアクセスされることがあり、たしかに喋りがソフトというかオネエぽいのでなきにしもあらずですが、お子さんがいて普通に家庭をお持ちのようなのでそんなことはないかと。

音源の後半で、2008年時点で若い職業作家が活動することについて、一人の個性の強いアーティストでかつ作家、たとえば小室哲哉、つんく♂、中田ヤスタカなど、何から何までこなすマルチな人が主流の時代に、昔のような作詞・作曲・編曲の分業性で同じ方向で作品を作ったりモチベーションを持続するのは困難ではないかと危惧しています。

しかしその後、秋元康のAKB48のように、作曲に井上ヨシマサら複数の職業作家が参加しているところを見ると、少しずつではあるものの作家チームによる作品づくりが増えつつあると言えるかもしれません。井上ヨシマサの場合つんく♂らと逆パターンで、裏方に徹していたのが最近はまたアーティスト活動をしているようです。





【2012/12/20 01:38】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集77
筒美京平が田原俊彦のシングルを手がけたのは多数ありますが、『“さようなら”からはじめよう』(1987年6月21日 作詞:宮下智/編曲:船山基紀)ほどシングルらしくないものはないでしょう。トシちゃんのダンスもいつになく大人しかった印象があります。しかしこの作品を筆頭に筒美京平は連続して5作品(『“さようなら”からはじめよう』、『どうする?』、『夢であいましょう』、『抱きしめてTONIGHT』、『かっこつかないね』)を提供することとなります。

編曲の船山基紀は70年代に沢田研二の『勝手にしやがれ』や庄野真代の『飛んでインスタンブール』を手がけていましたが、榊原郁恵の『ROBOT』でテクノに開眼したのか、フェアライトを早くから購入し80年代の歌謡界にテクノサウンドを確立しました。

まぁ聴いていてどうってことない楽曲だと言われればばそうかもしれませんが、個人的には80年代らしさをあらわしたサウンドの名曲だと思います。

     



【2012/07/11 22:45】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集76
雑誌「ポパイ」でモデルデビュー、1997年歌手デビュー、その後芸能活休止、2001年にゲイであることをカミングアウトした櫻田宗久。90年代にブレイクしたカリスマモデルも今や35歳のおっさんゲイです。そんな彼のデビューシングル『愛の奴隷』(1997年5月21日)も筒美京平による作曲(作詞:三浦徳子・櫻田宗久/編曲:白井良明)。Johnny Hates Jazzの"Shattered Dreams"のメロディ構成と90年代を席巻したハウスのリズム、そして後にKINKI KIDSの『やめないで,PURE』で引用されるフレーズが気になる筒美京平らしいダンスチューンです。

     


【2012/07/11 22:16】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集75
1980年のデビュー以来今なおR&B歌手として活動する円道一成。彼のデビューアルバム「トワイライト・ランナー」(1980年7月21日)は全曲筒美京平の作・編曲、橋本淳の作詞で制作されました。80年代に入っての筒美京平による編曲が減少傾向の中、全曲編曲まで手がけたことはそれだけ力を注いだアルバムだったに違いありません。16ビートシャッフルの名曲といえるでしょう。筒美京平はこのあと、田原俊彦の『君に薔薇薔薇…という感じ』(1982年1月27日)で16ビートシャッフルのメジャー化に成功しています。

     


【2012/07/11 21:32】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集74
戸川純は筒美京平が作曲した『夜が明けて』をレコーディングしています。「戸川純、筒美京平を歌う」と言いたいところですが、「昭和享年」(1989年12月16日)という昭和をコンセプトにしたアルバムに、坂本スミ子の原曲をカバーした意味合いの方が強いのでしょう。原曲は「ラテンの女王」と言われただけあってラテンのリズム、対して戸川純カバーはアンデス民謡風に仕上げられています。

     

      

最近戸川純の姿は見られませんが、ウォシュレットを見るたびに「おしりだって洗ってほしい」を思い出します。

      


【2012/07/06 22:14】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集73
このシリーズの記念すべき第1回目でご紹介した後藤次利のアルバム「ミスター・ベースマン」(1979年)からまた1曲ご紹介しましょう。"THE STRINGS FOR OLD LOVE"(作曲:筒美京平、編曲:後藤次利)というインスト曲です。といっても筒美京平の作品ですからメロディアスな仕上げはもちろん、サビの展開の洗練さはさすがです。後藤次利のアレンジも歌謡曲的なメロディに洋楽的エッセンスをうまくミックスさせています。サビのところのシンセソロの音色なんかは当時らしいといえばそうなんですが、個人的には結構いい感じです。

お気づきの方もいることでしょう、この曲は先日矢野顕子がカバーしたジノ・ヴァネリの"The River Must Flow"とよく似ています。そうだとしても。"THE STRINGS FOR OLD LOVE"は日本のインスト曲の中でも隠れた名曲だと個人的には思います。

このように"The River Must Flow"を収録したジノ・ヴァネリのアルバム「Brother to Brother」(1978年9月)は、矢野顕子、後藤次利、それから渡辺香津美のKAZUMI BANDにおいてその影響力を認めることができます。当時の日本のクロスオーバー・フュージョン・シーンでマストアイテムだったのかもしれません。

     

     


【2012/07/05 22:37】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集72
以前にもご紹介したことのある野口五郎のアルバム「GORO! LOVE STREET IN LONDON / 雨のガラス窓」(1975年8月1日)よりまた1曲。『ときめく胸』というバリー・ホワイト風サウンドの作品です。録音はロンドンのAir Studio。ビートルズや、高橋幸宏が「Neuromantic」を、坂本龍一が「B-2 UNIT」を録音したことで知られるスタジオです。あのYMOよりもずっと先に筒美京平はエアーに乗り込んだわけです。筒美京平は楽譜を携え単身(もっともスタッフも一緒でしょうが)このスタジオに赴き、現地のミュージシャンとやりとりをしながらオケを録音、野口五郎の歌入れは東京でしたようです。ロンドンまで行ってバリー・ホワイトとは不思議な感じですが、それでも日本で録音したものよりもより洗練されています。リバーブ(エコー)の感じが違うのでしょうね。オリエンタルな女性コーラスのメロディが印象的な作品です。

埋込みができないのでこちらからお入りください。


【2012/06/27 21:21】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集71
うちの近所では雨天にもかかわらず、本日までお祭りで盛り上がっていました。そこで思い出したのが忍者の『KAMIKAZE』という、以前にもご紹介したことのある日本のお祭りをモチーフにしたファンキーな楽曲です。その『KAMIKAZE』の動画、いつの間にかなくなっていたのが、忍者が「夜のヒットスタジオ」に出演時のものが新たにアップされていたので再びご紹介します。

前回『KAMIKAZE』をご紹介した時は、自分の記憶を頼りに「たしかに作曲は筒美京平だったよな〜」と半信半疑ながら「隠れた名曲集」に加えたのですが、今度の動画の冒頭に「作詞:松本隆、作曲:筒美京平」とクレジットが出ていて、「間違っていなくてよかった〜」と胸をなでおろしました。といいますのもこの楽曲、忍者がレコードデビューする前にライブなどで披露したもので、その後のレコードやCDなどのベスト盤などにも収録されておらず、またネット上でもこの作品の作家クレジットを示すものがなく、まったく作家陣については不明だったからです。ただ、80年代のいつか忘れましたが、たまたまテレビを観ていたら、忍者がこの楽曲を披露しているのを見たときに、作家クレジットが一瞬だけ目に入り、おぼろげながら「作曲は筒美京平」だと記憶していました。

作詞が松本隆であることは今回改めて知ることになりました。編曲は曲調からしてほぼ間違いなく船山基紀です。そうすると前にもお話したとおり、『KAMIKAZE』と瓜二つの中山美穂のアルバム「EXOTIC」に収録の『炎の舞』と同じ作家陣で制作されたことも濃厚となりました。やっぱりこのサウンドはアーサー・ベイカーを参考にしていますね。Rockers Revenge Feat Donnie Calvinの"Walking On Sunshine"とか。当時よく聴きまくりました。

     

     




【2012/06/10 23:31】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集70
『もう海へなんか行かない』(作詞:松本隆、作曲:筒美京平)という、シングルになったことがないにもかかわらず、3人の女性歌手にがそれぞれに自身のアルバムに収録した楽曲があります。最初は豊島たづみが4枚目のアルバム「淑女のたしなみ」(1980年 6月)に収録したもの、次にピンクレディーのMIEのアルバム「NEVER」(1984年8月25日)、石井明美のセカンドアルバム「Joy」(1987年8月26日)と続きます。

私はこの作品を石井明美ヴァージョンで知ったためか、豊島たづみとMIEの歌い方が少々荒っぽい感じがしました。アレンジは後者の2つの方がイントロや間奏にラッパのソロを導入したりしているので、よりクロスオーヴァー的な雰囲気があります。しかし石井明美ヴァージョンはさすがに80年代の後半の録音なので、他の2曲みたいなディストーションのベタなギターソロはないものの、スネアドラムの音量の大きさが時代を感じさせます。

この作品の特徴はメロディの16分の刻みやシンコペーション、音程の飛躍などがあげられますが、何といってもサビの展開やテンションを多用したコード進行など、筒美京平のシングル作品ではめったに見られない作品づくりとなっていることです。シングルにしてヒットするような作品ではありませんが、このようにアーティストがカバーの対象とするような楽曲を残していることが、筒美京平の強みと言えるのかもしれません。

     

     

     


【2012/05/20 11:51】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集69
             Lips.png
 
筒美京平は本田美奈子のセカンドアルバム「LIPS」(1986年6月4日)の全曲の作曲を担当しました(全曲の作詞は秋元康)。このアルバムは『1986年のマリリン』(1986年2月5日)で大ブレークした時期だったこともあり、ジャケットからしてきわめて下世話で音楽的には趣味の悪い印象がありますが、よく聴いてみるとさすがに筒美京平、アルバム用の楽曲も決して手抜かりすることのないのがうかがえます。隠れた名盤と言ってもよいのではないでしょうか。なかでも個人的に思い出深いのが、『リボンがほどけない』という作品です。残念ながらYouTube等動画サイトでのアップがないようなので、試聴ではありますがこちらのサイトでお聴きください。

このサイトでアルバム「LIPS」からの楽曲が数曲聴くことができます。『リボン』と『マリリン』の他、今剛、松原正樹あたりのギターソロで始まるロックテイストの『Sold out』、珠玉のバラードの『スケジュール』、「ハレンチなことしたい」というバカバカしい歌詞の『マリオネットの憂鬱』が収録されています。東芝「ゆうゆう夏祭り」CMソングだった『バスルームエンジェル』や、Wham!の"Bad Boys"風のイントロを持つ『YOKOSUKAルール』が収録されていないのが悔やまれます。

ところで先の『リボンがほどけない』聴いてをお気づきの方もいることでしょう。ホイットニー・ヒューストンとジャーメイン・ジャクソンがデュエットした楽曲"Take Good Care of My Heart"とたしかによく似ています。しかし私はそれを言い出したら、鈴木聖美 with Rats&Starの『ロンリー・チャップリン』(1987年7月1日 作・編曲:鈴木雅之)はどうなんだと抗議したいです。曲構成や雰囲気、男女デュエットなどほとんど「まんま」です。『リボン』の方が筒美京平なりの解釈で洗練されたポップスのように思うのです。でもなぜか「洋楽ファン」には本田美奈子よりも鈴木聖美の方が受けがいい。それってちょっとおかしくないか、という考えがありました。こころみに、『ロンリー・チャップリン』と"Take Good Care of My Heart"を続けて聴いてみましょう。

     

          

さて先ほど「なかでも個人的に思い出深いのが、『リボンがほどけない』という作品です」と述べました。なぜかと言いますと、大学の時にブラコンなどをよく演奏するサークルに入っていたのですが、そこであえてこの楽曲を選んで演奏したことがあるからです。おもしろいことに周囲の人、それどころか一緒に演奏した人でさえ、ホイットニーのアルバムぐらいは聴いていたはずなのに、誰一人として『リボンがほどけない』が"Take Good Care of My Heart"と似ているとは気づきませんでした。いや本当のことを言いますと、意外や意外、当時は『ロンリー・チャップリン』と"Take Good Care of My Heart"がまんまともあまり気づかれていなかったようです。

洋楽ばかりを演奏するサークルだったため、ほぼすべてと言ってよいほど英語の歌詞で歌われる演奏があまりにも多く、日本語の歌詞でかつ、サークルのカラーから逸脱しないものはないものかと思案した結果がこの楽曲だったわけです。また誰も、本田美奈子の、あるいは筒美京平や秋元康の作品だとも気づいていませんでした。本田美奈子も筒美京平も秋元康も「洋楽ファン」からするとふざけた存在だったはずですが、こうして何気なく演奏してみるとすんなり彼らに受け入れられるのを見て、ひそかにほくそ笑んだものです。


【2012/05/03 22:23】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集68
筒美京平が野口五郎に提供してきた作品はと聞くと、熱唱系の楽曲を思い起こしますが、実はリラックした無理のない雰囲気の作品も提供したことがあったのです。『少し抱かれて』(1987年12月25日)という作品で、作詞は演歌系の荒木とよひさ、編曲は野口五郎の『19:00の街』でも手がけた川村栄二です。

動画はおそらく1987年の11月から12月にかけて放送された「ミュージックステーション」でのものだと思われます。意外なことに同番組の初代司会はタモリはではなく関口宏だったのです。

さて楽曲は野口五郎には珍しいメジャーキーでかつペンタトニックが中心のメロディで、新境地が開拓できたかというとできないで終わった作品ではありますが、これはこれでレパートリーとしてあってもよいのではないかと個人的には思います。サビのところのバックのドラムがジャパンの"Visions of China" を彷彿とさせます。4:03からのクリシェは筒美京平のお得意のパターンですね。

     


【2012/05/01 00:49】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集67
筒美京平がデビュー曲を手がけたにもかかわらず、まったく記憶にない歌手もいるものです。竜エリザと聞いてもピンとくる人は少ないでしょう。1976年4月5日に『あなたに帰れない』(作詞:橋本淳 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄)でデビューした歌手です。ハリのある太田裕美といった歌声の十分素質の備わった歌手でしたが、シングルを2枚リリースして芸能界を去ったようです。

『あなたに帰れない』はイントロにこの時期としては早くもシンセが使われたり、ボサノバのリズムにローズピアノやジョージ・ベンソン風カッティング・ギターが絡んだりと、クロスオーバー的な歌謡曲といっても過言ではないでしょう。メロディは竜エリザの歌唱力をみてか、上下動の激しい難易度の高いものを課している感じです。

     

B面の『心が晴れるまで』もA面と同じ作家陣によるものです。リズムは16分シャッフルでスネアドラムが乾いた音で刻み、個人的にはよい感じです。曲調や歌の雰囲気が太田裕美の『9月の雨』に似ている気がします。この作品もローズピアノとカッティング・ギターがフィーチャーされた伴奏で、当時の歌謡曲としては洋楽的な雰囲気であったに違いありません。

     


【2012/04/01 21:03】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集66
しょこたんこと中川翔子に筒美京平が提供した曲といえば、『綺麗ア・ラ・モード』(2008年10月22日 作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:本間昭光)が知られています。NHK BSプレミアムの特番でも扱われた楽曲なのでご存知の方も多いことでしょう。今回はあえてアルバムにのみ収録された楽曲をご紹介します。中川翔子のセカンドアルバム「Magic Time」(2009年1月1日)の5曲目『シャーベット色の時間』(作詞:meg rock/作曲:筒美京平/編曲:小林俊太郎)は、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅの作・編曲家、中田ヤスタカの楽曲を彷彿とさせます。筒美京平のある意味凄さは、自分の息子よりもさらに年下の世代であれ旬な音楽を吸収する柔軟さなのだと思います。

        

ついでながら『綺麗ア・ラ・モード』も聴いてみましょう。筒美京平が先の特番で、若い世代の人の曲作りを研究して自分なりに作った楽曲だみたいなことを述べていました。ドラムのフィルインやストリングスがビートルズみたいですが、「筒美京平とともに80年代っぽい曲を作って欲しいと依頼された」(松本隆談)らしいです。80年代というよりも、筒美京平が言うように若い世代が、ビートルズを意識して作った楽曲の雰囲気を取り入れているのかもしれません。いずれにしても、変なこだわりのなさが強みなのでしょうね。

      


【2012/03/19 23:17】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集65
筒美京平は1979年にデビューしたBIBI(早坂あきよ、小西直子)にも楽曲提供をしています。セカンドシングルの『サンシャイン・スーパーマン』(1979年7月25日、作詞:松本隆/作曲・編曲:筒美京平)とサードシングルのB面『あの日のホンモク』(1979年10月5日、作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:後藤次利)です。ちなみにセカンドシングルのB面とサードシングルA面は共に作詞:松本隆/作曲・編曲:穂口雄右による楽曲で、筒美京平が当時キャンディーズで売れていた穂口雄右とA面を競い合っていたのがうかがえます。

『サンシャイン・スーパーマン』は後の少年隊の『デカメロン伝説』の元祖ともいえそうなオリエンタルなメロディが特徴の楽曲です。1:23あたりからは小泉今日子の『真っ赤な女の子』を彷彿とさせます。画像がきわめて悪いですが、「夜のヒットスタジオ」にBIBIが出演した際の『サンシャイン・スーパーマン』と、『デカメロン伝説』をお聴き比べください。『デカメロン』の「ワカチコ!」の元祖は、もちろんサディスティック・ミカバンドです。

     

     

次の『あの日のホンモク』もオリエンタルなメロディです。ホンモクとは神奈川県横浜市中区の地名「本牧」です。当時の筒美京平には珍しく早口で器楽的なメロディが印象的です。「ヨコハッマ、ヨコハッマ」のかけ合いもなかなかユニーク。全体的に浮遊感のある雰囲気を演出しています。ひょっとしたらティン・パン・アレイ版の『イエロー・マジック・カーニバル』を参考にしたのかもしれません。
 
     

     
     


【2012/03/09 22:57】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集64
今日は遠藤響子にちなんで筒美京平の隠れた名曲をご紹介します。セカンドシングルの『片方だけのイヤリング』(1982年5月21日)です。作詞は遠藤京子自身、作曲は筒美京平、編曲は奥慶一がクレジットされています。筒美京平が提供する楽曲としてはファルセットがあるなどメロディの音域が広く、難易度が高いといえます。終わりの方ではキーが半音上に転調します。曲調は竹内まりやや南佳孝(『スローなブギにしてくれ』)のようなシティ・ポップを意識した雰囲気を感じさせます。

     


【2012/03/07 21:56】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集63
昨日のライブの出演者、井上鑑にちなんで筒美京平の隠れた名曲をご紹介しましょう。桑名正博の実妹で、ソウルフルなコラースを後藤次利のアルバム「Mr.Bassman」収録の『STRANGE CREW』(作曲:筒美京平、編曲:後藤次利)で披露した桑名晴子に筒美京平が提供した楽曲です。1979年にリリースされたシングル『Keyは、二人で』、ではなく、B面の『Easy To Say Good Bye』(作詞:竜 真知子、作曲:筒美 京平、編曲:井上 鑑)というクロスオーバー調の隠れた名曲。

1979年の筒美京平は、オリコンの作曲家年間売上ランクで2位(1位:遠藤実、3位:タケカワユキヒデ)の売れっ子作家だったわけですが、当時としてはかなり洋楽ぽい洗練されたポップスをB面に惜しげもなく提供するほど、創作活動に余裕を感じさせます。1977年の西田佐知子の『あなたの暗い情熱』や笠井紀美子の『夏の初めのイメージ』の延長線上にあると言っても過言ではないでしょう。新進の編曲家、井上鑑のセンスも光っています。

     



【2012/03/06 22:36】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集62
筒美京平は、MISIAのセカンドアルバム「LOVE IS THE MESSAGE」(2000年1月1日)に楽曲提供をしています。『Sweet pain』という曲で、作詞はMISIA、編曲は松井寛がクレジットされています。70年代より和製ソウルを手がけてきた筒美京平にとってもMISIAは取り組みやすいアーティストのはずですが、シングルではなくアルバムの1曲、しかもこの曲ぐらいしか提供していないのではないでしょうか。

楽曲はいつものアイドルなどのアーティストよりも音域が広く、ファルセットも多用されています。イントロのリフは70年代から筒美京平が得意としているファンキーなリズム、コーラスも70年代を彷彿させ、現代版スリー・ディグリーズ(『にがい涙』)を試みたのではないかという気がしました。MISIAだからできた筒美京平の実験だったのかもしれません。

          


【2012/02/26 20:31】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集61
野口五郎、というよりもお笑い芸人のコロッケの十八番として知られる『真夏の夜の夢』(1979年4月21日)も筒美京平によるものです。編曲は筒美京平自身、作詞は阿久悠が手がけました。この楽曲を出すとAmii Stewartの"Knoc On Wood"のパクリであることを指摘する人が少なからずいますが、たしかにイントロのリフが似ていますが、曲調はかなり違います。まずはその"Knoc On Wood"をお聴きください。

     

普通の人はこの曲のイントロから『真夏の夜の夢』へとは展開できません。野口五郎の楽曲としては当時かなりロック色が濃厚だったり、後に80年代に引っ張りだことなるEveの分厚いコーラスをフィーチャーしたりと、私自身にとっても印象深い思い出があります。残念ながらヒットには及びませんでしたが、コロッケの十八番としてお茶の間に浸透した、野口五郎の代表曲といっても言い過ぎではないでしょう。

     



【2012/02/25 21:10】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集60
筒美京平は、paris matchのボーカリスト、ミズノマリにも楽曲提供しています。ファーストソロミニアルバム「Mariage」(2009年4月29日)の2曲目に収録された『恋をする』(作詞:古内東子 作曲:筒美京平 編曲:冨田恵一)があげられます。作家陣の三人の組合せは珍しい気がします。古内東子って90年代の印象がありましたが今は作家として楽曲を提供しているようです。「愛」だのの歌詞は健在ですね。

さて筒美京平ですが、この楽曲では歌謡曲的アプローチというよりは、2000年代洋楽的J-POPの京平流解釈といった感があります。ミズノマリが36歳の誕生日にしてファーストアルバムをリリースしただけに、全体に気負いのないリラックスした大人の雰囲気の演出がなされています。

     


【2012/02/23 23:56】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集59
西田佐知子と聞いて関口宏の妻だとピンとくる人は今は少なくなっているかもしれません。実は筒美京平作品の中でも坂本龍一や近田春夫などのミュージシャンからきわめて評価が高いのが、西田佐知子の歌った『くれないホテル』(作詞:橋本淳、作・編曲:筒美京平)だったりします。坂本龍一が指摘しているように、歌謡曲なのにさりげなくバート・バカラックのバッキングが織り込まれています。プロから評価される楽曲ですが、松本隆が初めて筒美京平と会った時にこの曲が好きですと言うと、筒美京平いわく「ああ、あの売れなかった曲?」と可愛げのない言い方でこたえたそうです。ピチカート・ファイヴがアルバム「couples」収録の『アパートの鍵』でこれと同じことをしています。

     

     

今日は『くれないホテル』と同じ作家陣が西田佐知子に提供した『あなたの暗い情熱』(アルバム「いつもの午後」1977年収録)をご紹介します。これも筒美京平からすれば「アルバムの中の1曲に過ぎないからね」と言われそうですが、同じ年の1977年に提供した笠井紀美子の『夏の初めのイメージ』同様、きわめて質の高い洋楽テイストの楽曲に仕上げられています。イントロは野口五郎の『雨のガラス窓』(1975年)とよく似たフィリーソウル風、しかし歌が入ってからは洗練された本格的なヴォーカル曲です。商業的成功には縁遠かったものの隠れた名曲として数えられるべきですが、なぜか筒美京平のボックスCDに収録されたことがありません。

     

ところで西田佐知子といえば私は次の曲が思い浮かびます。菊正宗のCMで流れる『初めての街』(作詞:永六輔、作曲:中村八大)です。

     


【2012/01/31 01:16】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集58
筒美京平は小松左京原作のテレビ版「日本沈没」の主題歌『明日の愛』(1974年11月1日)を手がけています。作詞は山口洋子、編曲はボブ佐久間、歌は五木ひろしです。バリー・ホワイトの『愛のテーマ』のイントロのストリングスをマイナーキーにしたフレーズで始まりオーボエソロが続きます。そして五木ひろしの歌が入ります。リアルタイムでこの番組を観ていたのですが、五木ひろしだったのは最近まで気づきませんでした。オブリガードでトランペット2本が絡むのも、筒美京平がデビュー時よりアレンジで導入してきたハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス風オブリガードをボブ佐久間が踏襲したことによるのでしょう。Aメロのベースの動きもフレンチポップス風の要素もうかがえます。歌っているのは五木ひろしだから演歌調ですが、サウンドは洋楽の要素が盛りだくさん込められている楽曲だといえそうです。

実はこのテレビドラマは「小松左京と東宝との「映画化の後TBSでTVドラマ化する」との契約に従い、映画版と同時進行で撮影された(Wikipedia)」ものだそうです。たしかに映画「日本沈没」よりも後に放送された記憶があります。私の実家の方では映画「日本沈没」は「猿の惑星」と二本立てで観ることができました。当時はノストラダムスの大予言、UFO、ツチノコ、超能力、ヒバゴンやら何だでSFブームだったのを思い出します。「日本沈没」はノストラダムスの予言のような終末思想に影響を受けていたのでしょう。

埋込みができないのでこちらでお聴きください。

さらに調べてみると、テレビ「日本沈没」(日曜20:00-21:00)の前の帯の19:30-20:00も小松左京原作(他に豊田有恒、田中光二)の作品でした。その名も「SFドラマ 猿の軍団」。「猿の惑星」じゃん、と子供ながら思ったものです。主題歌は子門真人が歌っていました。

     


【2012/01/24 23:56】 作曲家 |
筒美京平の隠れた名曲集53
筒美京平は斉藤由貴のシングルを多数提供、シングルヒットも生み出しました。一時期楽曲提供のない時期があり、約10年ぶりに提供したアルバムが「moi」です。今日は収録されている『好き!』(作詞:斉藤由貴/作曲:筒美京平 /編曲:澤近泰輔、1994年12月7日)を聴いてみましょう。

イントロのストリングスやギターのカッティングを聞いてお分かりのようにバリー・ホワイトのサウンドですが、楽曲構成は筒美京平独自のものですね。サビの最後が主音で終止しないのがカーペンターズぽいです。やはりこういうポップな楽曲に仕上げるのはお手の物です。 

     

     

ところで斉藤由貴はアルバム「moi」の冒頭に『The April Fools(Japanese Version)』(訳詞:斉藤由貴)を披露しています。そういえば高橋幸宏のFM番組でゲスト出演した時にファンであることを言っていた斉藤由貴。高橋幸宏の影響がもしかしたらあったかもしれません。

          


【2011/09/09 22:16】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
筒美京平の隠れた名曲集52
久々に筒美京平の隠れた名曲を聴いてみましょう。最近教育系バラエティ番組でおなじみの宮崎美子のシングルも筒美京平は楽曲を提供しています。『黒髪メイド・イン・LOVE』(作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:戸塚修、1982年12月11日)という楽曲です。

イントロのシンセのリフ、シーケンスパターン、ファンキーベース、シモンズのサウンド…何か聞いたことがありますが思い出せません。そしてAメロは筒美京平お得意のオリエンタルなメロディ、サビに入る前は松本伊代の『センチメンタル・ジャーニー』のフレーズ、サビは「ゆらゆ〜らと…」の2小節パターンが連続4回、そして最後の締めは「黒髪メイディン・LOVE」ときます。こんなこと書いていますが、なかなか聴いていて心地よい楽曲ですね。

     

ところで宮崎美子が若い頃にブレイクしたCMの音楽はThe Beatniksの片割れ鈴木慶一作曲(作詞:糸井重里)によるものでした。結構ウェストコーストのAORぽい楽曲ですね。宮崎美子のはいているデニムも今見るとかなりハイウェストです。

     




【2011/09/09 21:32】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(6) |
映画音楽の巨匠もやっていましたか
2チャンネルの坂本龍一板を閲覧していたら、なるほどなという記述がありご紹介したいと思います。坂本龍一はベルトリッチ監督の3作品「ラストエンペラー」、「シェルタリング・スカイ」「リトル・ブッダ」のサウンドトラックを担当、とりわけ「ラストエンペラー」はアカデミー作曲賞を受賞し映画音楽の世界での地位を確立しました。しかしです。その「ラストエンペラー」が冨田勲作曲の「新日本紀行」とソックリとの指摘があったわけです。そうか、と思いYouTubeで確認したところ、たしかにそうだと確信に至りました。まずは聴き比べてみてください。

     


          

そうして私は以下の坂本龍一の発言を思い出すのでした。YMOのファーストアルバム(USミックス)のライナーノーツから引用します。

 細野「…。その昔『スイッチト・オン・バッハ』を聞いた時はのめり込むところまで行かなかったけど、冨田勲が出てきた時はすごいなと思った。あれはロックを聞いてる人にはすごく影響をあたえてると思う。」
 高橋「…」
 坂本「電子音を出す楽器は、30年前くらい前からある。ぼくの場合、だから青春の最初から憧れてきたというか、芸大に入った時も、学校にあるシンセサイザーをいつもいじっていた。普通の人は、まず最初に音色とか感覚的な面で心を奪われると思うんです。ところがぼくは最初に知識があって、機械があって、コンセプトのほうにとらわれている。ぼくのやってた現代音楽の世界では、理論を音で表すのに適した楽器という意味合いが強かった。冨田勲のように、音色の面を追求することがなかったんで、みんながイイ、イイ、といってたけど、最初ぼくはすごく反発をおぼえたんだ
 細野「へえー。ずいぶんちがうなぁ。…」


この対談は音楽月刊誌『プレーヤー』誌1979年4月号に掲載された生地に手を加えたものだそうです。ここで坂本龍一は冨田勲のことを自分のような理論派と違って音色ばかりを追求する作曲家だと批判、というよりか小馬鹿にしています。しかしその作曲家の作品に酷似した作品を後年作曲した坂本龍一。それによりアカデミー作曲賞や世界的知名度を得るというまことに皮肉なこととなりました。

ところで冨田勲はマイケル・ジャクソンが来日するごとに表敬訪問されていたと聞きます。このことを覚えておいてください。冨田勲は音楽大学など専門で作曲の勉強をした作曲家ではありません。慶應義塾大学文学部で美学美術史を専攻、卒業した異色の作曲家です。平尾貴四男、小船幸次郎、弘田龍太郎に師事したことがあったとはいえ、大概は独学で作曲を習得したのです。私は坂本龍一が先の対談で冨田勲を小馬鹿にした理由として、①自分と違って音楽学校でアカデミックな作曲法を身に付けていない、②外人ならともかく日本人だと攻撃したくなる、ことがあげられるのではいかと考えます。冨田勲が外人だったら、それはクラフトワークでもイーノでもよいのですが、マイケル・ジャクソンみたいに敬意を表せるのでしょう。

冨田勲とよく似たケースで武満徹があげられます。坂本龍一は学生時代、「武満を殺せ」というビラをまいたことで有名です。それを知った武満徹が「おもしろい学生だ」と言わしめました。武満徹も独学で作曲法を身に付け、音楽大学出身の作曲家以上に世界的評価を得た作曲家です。しかしそんなことをしていた坂本龍一が、YMOのセカンドアルバム「ソリッド・ステート・サバイバー」で武満徹の『弦楽のためのレクイエム』を意識した『キャスタリア』を作曲しています。要はこういうことだと思う次第です。

①現代音楽の世界で坂本龍一の作品はそれほど評価されなかった。
②一方、冨田勲、武満徹のように、ほぼ独学で作曲法を身に付け世界的評価を得た作曲家に坂本龍一が嫉妬、仮想敵とした。細野晴臣に対しても同様に仮想敵とした経緯がある。
③②であげた作曲家に対し素直に経緯を表することができない。
④坂本龍一は自身をドビュッシーの生まれ変わりでフランス人であると思い込んだ時期があり、上記の作曲家は日本人のくせに自分を凌駕しているのが気に食わない。

そして「シェルタリング・スカイ」です。意外、というか私もうっかりしていたのですが、ジョー・サンプルの"Melodies of Love"と酷似しているという指摘です。これは鋭いと思わざるをえません。元々この指摘はある方のサイトですでになされたものでした。「「愛」がテーマだったので、リヒャルト・ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」とジュゼッペ・ヴェルディの「レクイエム」を頭の片隅において作曲しているが、引用はしていない(Wikipedia)」けれどもジョー・サンプルは引用したわけで。ともあれ両曲を聴き比べてみてください。





最近は政治的言動が目立つ一方、作曲活動がそれと反比例して激減。個人的には筒美京平のあくまでも黙々と作曲家に徹し常に新しい音楽を吸収、適応する姿勢の方を支持したいと考えます。


【2011/08/09 21:34】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(4) |
筒美京平、声楽曲に挑戦
                        revive.jpg

二期会の声楽家が集まったグループThe JADEのセカンドアルバム「Revive」に筒美京平が楽曲提供をしています。作詞は小椋佳、初の顔合わせとのことですが、小椋佳自身作曲もするのである意味筒美京平とは同業者だから当然機会は少なかったわけです。今回は小椋佳が作詞に徹したということでしょう。以前から、遅ればせながらオペラに興味を持ちコンサートにも足を運んでいるとインタビューで話していた筒美京平。できあがった曲はやはり筒美京平らしい透明感のある歌謡曲に仕上がっています。1.『リヴァイブ』、2.『あなたに逢って』の2曲を提供。視聴はこちらでできます。筒美作品の他、ブラームスの間奏曲op.118-2を声楽でチャレンジしています。ブラームスの中でも私も好きな楽曲ですが、声楽よりも器楽的なメロデューを得意としたブラームスの楽曲をどう歌うか聴きものです。


【2011/07/31 12:53】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
筒美京平の隠れた名曲集51
筒美京平は内田有紀にいくもの楽曲を提供しています。デビューシングル『TENCAを取ろう! -内田の野望-』(作詞:広瀬香美、川咲そら/作曲:筒美京平/編曲:松本晃彦、1994年10月21日)はいかにもドリカムの『うれしはずかし朝帰り』を意識した曲調で売れ線狙い。狙い通りオリコンチャートで1位を獲得しました。セカンドシングルの『明日は明日の風が吹く』(作詞:岩切修子、作曲:筒美京平、編曲:大村雅朗、1995年4月5日)ではうってかわって癒やし系の楽曲。カルピスウォーターのCMソングとして使用されたものの、オリコンチャートでは3位で終わり、『TENCAを取ろう! 』ほど世に浸透することはなかったかもしれません。個人的には内田有紀の等身大を音楽でうまく表現している気がしていました。それにしても動画の内田有紀のかっこう、若いときの特権ですが今ではさずがにできないことでしょう。

      


    
【2011/06/30 23:15】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
筒美京平の隠れた名曲集50
筒美京平は麗美にも楽曲を提供しています。7枚目のシングル『恋する時間』(作詞:来生えつこ/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗、1986年11月1日)がそうです。麗美といえば楽曲提供者はユーミンが浮かびますが、『恋する時間』がもっとも売れたシングルのようです。日本テレビ系列のドラマ「恋する時間です」の主題歌でしたが、ドラマ自体は15回の予定が10回で余儀なく終了した模様。麗美の本名は堀川麗美といい、元クラリオンガールで作詞家のMAYUMIこと堀川まゆみは実姉だとのことです。

楽曲はヨーロッパでこの時期頭角を現してきたRomano Musumarraの雰囲気に似ています。筒美京平-大村雅朗のコンビでいえば、翌年に小泉今日子がリリースしたシングル『水のルージュ』(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗、1987年2月25日)もこの楽曲の延長線上にある気がします。

     

      

    

【2011/06/28 23:57】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
筒美京平の隠れた名曲集49
筒美京平はちあきなおみにも楽曲を提供しているだけなく、アルバムごとプロデュースをしたことがあります。『かげろふ〜色は匂へど〜」(1990年11月)というアルバムで、10曲中6曲は筒美京平の作品です。 ちあきなおみは2年後の1992年に夫と死別して以降は「一切の芸能活動を停止。引退宣言もないまま現在まで、公の場所にも全く姿を現していない(Wikipedia)」とのこと。

今回はそのアルバムの中から『砂塵の町へ』という楽曲をご紹介します。ちあきなおみのビブラートをきかせた歌い方、エスニックなアレンジ、16分刻みのベースラインなど、80年代後半にWAVEなどのショップで大々的に取り上げられたいわゆるワールドミュージックの雰囲気があります。オフラ・ハザとかそこらへんでしょうか。

     



【2011/06/28 23:32】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(4) |
筒美京平の隠れた名曲集48
今回も田原俊彦のアルバム「Yesterday My love」収録の楽曲を取り上げてみます。その前に、田原俊彦と聞くと、とかく音痴だと言われがちですが、たしかに音程が取れていないことが多いのは認められるものの、リズム感はかなりあったものと思われます。たとえば16ビートシャッフルで有名な『君に薔薇薔薇…という感じ』(作詞:三浦徳子/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀、1982年1月27日) はニュージャックスウィングを先取りだと言わせるほどの楽曲でした。オリジナル音源とテレビ番組(番組名不明)での生演奏をお聴きください。

     

           

そして今回ご紹介するアルバム「Yesterday My love」収録の楽曲『アントニオのBar』(作詞:澤地隆/作曲:筒美京平/編曲:中村哲)も16ビートシャッフルの難曲、『君に〜』よりもさらにブラコン風で洗練されたアレンジになっています。こちらもオリジナル音源と夜ヒット版の生演奏をお聴きください。歌はもちろん、伴奏も相当難しい難曲です。アルバム用の楽曲にしておくにはもったいないぐらいの楽曲です。

     

       

「Yesterday My love」の翌年にリリースされたシングル『かっこつかないね』(作詞:松井五郎/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀、1988年8月17日)も『アントニオのBar』を踏襲した16ビートシャッフル。歌謡曲の歌手で16ビートシャッフルのリズムの楽曲って最近はジャニーズ系でも聞かないし、他の歌手でも聞いたことがあまりありません。それだけトシちゃんがリズムの難曲に挑んできたかわかります。この楽曲もオリジナル音源と夜ヒット版がありますのでお聴きください。

     

     


【2011/06/27 23:08】 作曲家 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |


PROFILE
ドラム小僧
  • Author:ドラム小僧
  • ようこそ!やっとBlogができるようになり楽しみです。
    今スコティッシュ・フォールド3匹と暮らしています。
    楽器はドラム。スポーツは自転車。
    語学は英・仏・独・伊(飛行機が怖いので海外に行ったことはありません)。
    音楽は近現代フランス音楽、フレンチジャズ、フレンチポップス、イタリアンポップス、ジャーマンロック、ブリティッシュポップス、テクノ。
    国内は坂本龍一、加藤和彦、大貫妙子、Phew等。
    好きなドラマーはMarco Minnemann(NHKラジオ講座ドイツ語テキスト投稿欄でも紹介)、高橋幸宏等。
    丹田呼吸を日々実践しています。
    以上のことを気ままに書こうと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
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