海辺で気まま日記 改め 川辺で気まま日記
毎回気ままに綴ります。猫、仏・独・伊語、音楽全般、丹田呼吸など。
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セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバン・クインテット
                        tribulation

以前ご紹介したTSF89.9がお奨めするアルバムを取り上げてみます。このCDはdisk union御茶ノ水店で試聴して買ったものです。オリヴィエ・ロバン(ドラム)とセバスチャン・ジャルース(テナー・アルト、作編曲)が中心となったクインテットのデビューアルバムです。そのタイトル『tribulation』は「試練」という意味があります。フランス人はラッパよりサックスの方が好きなのか、サックス2管のクインテットです。イタリアではラッパ2管が多いのと対照的ですね。とにかくスピード感と緊張感のあるアルバムです。結構こういうハード・バップ系が好きです。

このクインテットのメンバーについて何も知らなかったので、検索エンジンで色々と調べてみました。みるとかなり詳しいサイトがあったので、摂訳にてご紹介いたします。このサイトを読んで改めて思ったのが、プロの人もワークショップやレッスンを受けていること。飽くなき追求は続きます。

セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバン・クインテット紹介サイト
アフロディテ・レコード試聴コーナー


セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバンクインテットのアルバム『トリビュラスィオン』が2006年2月に発売
アフロディテ・レコード/ダム
商品番号106002-6


プレスレビュー

「このアルバムはメッセンジャーズの力強さそのものとコルトレーンの面影が認められる。ケニー・ギャレットや今を代表する巨匠たちが見出した力強さに匹敵するものだ。・・・是非ライブを観てほしい。」バトゥール・マガジン、2006年2月号

「非の打ち所のないテンポから、オーケストラを組み合わせた律動感ある作品、尖がった激しさを持つフレージング、自由闊達なソリストたち、息継ぎによるシンタックス、深みのあるベースライン、ドラムの音から読み取る暗黙の了解といった熱気が引き出されるのだ。」
★★★ジャズマン、2006年3月号

1. トリビュラスィオン
2. オ・ブ・デュ・ルロ
3. イポタラミュス
4. コンプリケイティド・レイディ
5. ジュルネ・ア・プレファーユ
6. ブルーム
7. ボディガード
8. スクラッチ
9. マルス・プラスティクス

セバスチャン・ジャルース テナー・ソプラノサクソフォン、作編曲
オリヴィエ・ボジェ    アルトサクソフォン
エミール・スパニ     ピアノ
ジャン=ダニエル・ボタ   ウッドベース
オリヴィエ・ロバン    ドラム


www.aphrodite-records.comサイト上で4曲試聴可能    

セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバンクインテット略歴

クインテットはドラマーのオリヴィエ・ロバン、テナー・ソプラノサックス奏者のセバスチャン・ジャルースを中心に結成された。セバスチャンは本作の作曲と編曲も手がけている。パリのジャズシーンや国外のツアーでお馴染みの二人ではあるが、本作『トリビュラスィオン』はクインテット名義で独立レーベルから発表されたものとしては初めてのアルバムとなる。これまで複数の独立レーベルを越えた別プロジェクトに参加したことで、数多くのコラボや価値あるセッションを二人は経験してきた。例えばセバスチャン・ジャルースは、ワイズというグループのアルバム『エレクトロジー』(ナイーヴ、2004年)にソリストとしてゲスト参加をしたことがある。また、歌手のセシル・ヴェルニ(マイナー・ミュージック、2005年)のヨーロッパ・セプテットのメンバーを務めている。オリヴィエ・ロバンは、自身のアルバム『ツー・ビックス・バット・ナット・トゥー・ビックス』をパトリック・アルテロと録音した。エマニュエル・スルデクス・トリオにも参加している。そしてついに、アフロディテ・ジャズ・レコード社が『トリビュラシオン』を制作するにあたり、メンバーがアルバムの全てを思い通りにする機会を与えてくれた。ザ・セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバン・クインテットは、5人のジャズメンが強い絆で結ばれたジャズオーケストラである。既存の法則から解放されるためと言うより、彼らが敬愛するジャズ・ジャイアント達の軌跡を追い求めて演奏したい気持ちが共通してあるからだ。その結果、自然で生きのよい伸び伸びとした音楽が生まれたのだ。

二人のリーダーの出会い
2000年のパリ音楽院で、オリヴィエ・ロバンはセバスチャン・ジャルースと初めて知り合った。ロバンは同じ年、オーディションのためトリオ演奏に参加すると、当時から知り合いのエミール・スパニと共に合格した。ジャルースはフランソワ・ジャヌノーのジャズクラスの学生だった。数年後、それぞれゲーランドとペヌスタン出身である二人のブルトン人は再会することとなった。学校を卒業したばかりのセバスチャンと、彼より10歳年上で経験を積んだオリヴィエがすぐに意気投合した。間もなく毎日と言っていいほど、オリヴィエの出身地にあるクリシー通りで、本場アメリカ式のセッションを繰り返した。このような親交が珍しかったこともあり、パリのジャズメンや通りすがりの人も加って、一つの音楽グループとしてまとまっていくようになった。メンバー間にライバル意識や活気が養われるようになり、そこはさながら音楽の実験場と化していった。妥協を許さないこのグループは、ベーシストのジャン=ダニエル・ボタ、マウロ・ガルガーノ、ミシェル・ロシグリオヌや、ピアニストのエミール・スパニ、ヴァンサン・ラフォンと共演しながらも、セバスチャンやオリヴィエの新作を演奏する機会が得られた。ザ・セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバン・クインテットのプロジェクトや後にアルバム発表に至る兆しが少し見えてきた。

結成
メンバーを選ぶにあたっては、当然二人が出会い共に活動してきた者からとういうことになった。オリヴィエ・ロバンはセッションの常連であったジャン=ダニエル・ボタに、その「厳密なテンポとドラムとの絶妙なタイミング」を持つことからベーシストとしてこのプロジェクトに参加するよう要請した。セバスチャン・ジャルースは、ジャン=ダニエルと同様に「見事な表現力と激しさ」を併せ持つと若手アルトサックス奏者オリヴィエ・ボジェを賞賛する。2004年のトゥーロン・ジャズフェスティヴァルでセバスチャンとジャン=ダニエルは出会っていた。そしてついに二人のリーダーが白羽の矢を立てたのが、ハンガリー出身の天才ピアニストエミール・スパニだ。運良く「大物スパニ」が、過密スケジュールにもかかわらずこの仕事を受け入れてくれた。

クインテット最初の仕事は録音スタジオで行われる
オリヴィエ・ロバンはスタジオを1日中好きなように使えたので、録音は素早く行われた。1日でアルバム1枚分となる9曲を録音することが決定した。メンバーが最大限を引き出せるよう物質的時間的な拘束を設け、多くても1曲につき2テイクしか録音しなかった。只今発売となっているアルバムは、エミール・スパニによりLDFスタジオでマスタリングが行われ、その日のうちに録音を終えることができた。

曲目
セバスチャン・ジャルースの作曲能力は第二の天性ともいえる。4時間に及ぶ演奏の仕事の他、小中編成やビッグバンドのための作曲や編曲の仕事を毎日こなしている。セバスチャン・ジャルースは本アルバムの作曲と編曲を全面的に担当した。時折『イポタラミュス』や『ジュルネ・ア・プレファーユ』のような正統派で派手なハードバップを演ずるかと思うと、『トリビュラスィオン』や『スクラッチ』のようなさらにエネルギッシュで激しい雰囲気の曲や、『オ・ブ・ド・ルロ』や『ボディガード』、『ブルーム』のようなウェイン・ショーターに近いスピリットを感じさせるものもある。その他ソプラノサックスが奏でるミディアムテンポのバラード『コンプリケーティド・レイディ』も聴くことができる。『マルス・プラスティック』に至っては複数のパートで書かれた静かなワルツであるが、かなり盛り上がってアルバムの最後を締めくくる。

経歴

二人のリーダーについて

セバスチャン・ジャルースはソプラノ、テナーサックス奏者でかつ作編曲家である。豊かな経歴の持ち主であり、早くからステージでの演奏の他、作編曲にも力を入れ熱心に活動している。パリ国立音楽院のフランソワ・ジャヌノーのクラスを受講し、2002年にはそのクラスで賞を獲得した。セバスチャン・ジャルースはフランスや国際的なジャズシーンでもその名が通り、ドイツの有名なトロンボーン奏者アルバート・マンゲルスドルフのビッグバンドで頻繁に作編曲にも関わったり、最近録音したアルバム『ヨーロピアン・ソングブック』で共演した歌手のセシル・ヴェルニの伴奏セプテットに参加したりしている。2003年のサンサイドカップで最優秀ソリストを受賞したセバスチャンは、「セバスチャン・ジャルース・セクステット」でケルト人による2枚のジャズアルバム(2007年に発売予定)のリーダー、作編曲を務め、
2004年のラ・デファンス国際ジャズフェスティヴァルでは多数受賞(作曲部門1位、オーケストラ部門2位、ソリスト部門2位)してきている。また同年ロンドンで行われた世界サクソフォンコンテストでは、ソリスト部門決勝進出の10人に選ばれた。

主なディスコグラフィ:
 『セバスチャン・ジャルース・セクステット』、2007年発売予定:リーダー、作編曲を担当
 『ヨーロピアン・ソングブック』、セシル・ヴェルニ・セプテット、2005年マイナーミュージックより
発売
『エレクトロジー』、ワイズ、2004年ナイーヴより発売:ゲスト参加
 『プルミエール・エスカール』、ロバン・ノッテ・クインテット、2001年スイス・カラー・ミュージック
より発売

ドラマーのオリヴィエ・ロバンは15歳よりドラムを始め、ダンテ・アゴスティーニ・スクールで最優秀賞を収めた。パリで3年間クラシックのパーカッションをシャザル氏の下で研鑽。その間初のコンサートツアーを80年代末に行い、ドイツのグループ「DEF」や、「S.P.カルテット」と共にドイツ、スイス、オーストリア、イスラエル、オランダに巡業。90年代初めには、カルテットでは主にマルク・シャロス(p)、ダーク・エンゲルハード(sax)、ポール・イム、トリオではアメリカ人女性ピアニストケイティー・ロバーツやサックス奏者パトリック・ボケルと共演するようになった。1991年7月に奨学金を受けるようになり、カナダの「バンフ・ジャズ・ワークショップ」に参加し、ドラマーのキース・コープランド、ベーシストのルーファス・レイドの下で研鑽した。カルガリー・ジャズフェスティヴァルでは、ケニー・ウィーラー・カルテットや、ベーシストのヨハネス・ヴァイデンミューラー(ケニー・ウェルナー・トリオ)とグレッグ・オーガスト(レイ・バレット・クインテット)を含むワークショップの受講者が作ったスティーヴ・コールマン・クインテットに参加した。その後チェコスロヴァキアやドイツでの小規模なツアーを、バンフで知り合ったオランダのサックス奏者兼作曲家ヘンリク・フリスクと行い、スペインはバルセロナにおける一連のコンサートを、ニューヨークのベーシストグレッグ・オーガストを中心にサックス奏者ボブ・サンズ、トランペット奏者クルト・ヴァイスを主要メンバーとして行った。以来サイドメンとしての活躍も目覚しく、各種各様のグループやジャズメンとパリのクラブで演奏、録音をしてきた。他の共演者として、カリンヌ・ボヌフォワ、トマ・サヴィ、リュドヴィック・ド・プレッサック、パトリック・ボケル、アンドレ・ヴィエジェ、エマニュエル・スルデックス、パトリック・アルテロ、ギョーム・ノ、ジャック・シュネック、ブルース・ジョンソン、ブラッド・リアリー、レナート・ダィェッロ、パトリス・ガラス、ラリー・ブラウン、ジョルジュ・アルヴァニタス等があげられる。

主なディスコグラフィ:
『2ビックス・バット・ナット・2ビックス』、パトリック・アルテロ・カルテット、2003年ノクテュルヌ 
より発売
『チェック・スウィング』、エマニュエル・スルデックス・トリオ、2002年APより発売
『ソウルフル・ジャズ・カルテット』、2001年EPMより発売
『ハッピー・ディザスター』、ドミニク・ヴェルヌ・セクステット、2000年アモックより発売
『ライト・クイック、ライト・ナウ!』、ジル・バルコフスキー、1999年APより発売

他のメンバーについて

アルトサックス奏者のオリヴィエ・ボジェは、かなり若い頃より音楽にのめり込んでいた。ピアニストとして優秀な成績を修まるにとどまらず(トゥーロン音楽院ピアノ専攻首席)、サックスの研鑽にも勤しんだ。最近はパリのジャズシーンにも登場するようになり、ジャン=ピエール・アルノー、アンドレ・チェカレリ、レミ・ヴィニョロ、フラヴィオ・ボルトロ、パオロ・フレース、フランク・アンザレムといった様々なジャズメンと共演してきた。トニー・レイブソン・カルテットに参加する他、つい最近フランク・アグルホーンやディーゴ・アンベールとも共演した。

ウッドベース奏者のジャン=ダニエル・ボタは、トマ・ブラムリの下ウッドベースを習った。ヴァール県出身で、地元のミュージシャン(ベルモンド兄弟、カリンヌ・ボヌフォワ、オリヴィエ・テミム等)の伴奏を数多くこなしてきた。パリに上京し、ステファンヌ・ロジュロのクラシックダブルベースクラスで初歩を学んだ。そうこうするうち、一時滞在していたアメリカのジャズメン(エディー・ヘンダーソン、カルロス・ウォード等)の伴奏をするようになり、研鑽中もブランフォード・マルサリスやデイヴ・リーブマンと共演し自身のグループを続けていた。その後、ヨーロッパ、日本、南アフリカ、ロシアとツアーを行った。

ピアニストのエミール・スパニは、ブダペスト音楽院でピアノとクラシックの作曲を学んだ。その後オーストリアではマジスター・アルティウム(芸術修士)を修了した。パリ国立音楽院でも首席で学業を修めた。その後も賞獲得はとどまらず、ウィーン・ジャズピアノ・コンクールでは最優秀賞を、ケルンのヘネシー=ブルーノート・コンクールでは第2位を獲得した。一流の伴奏者でかつ優れたソリストであるエミールは、ヨーロッパの様々なフェスティヴァルに出演し、マーク・マーフィー、エド・シグペン、レイ・ブラウン、フィリップ・カサリン、クラーク・テリー、ボブ・バーグ、ン・ギュイエン・ル、フランソワ・ジャヌノーと共演してきた。

ジャズ人は語る

「国立音楽院にいた頃のセバスチャンをよく覚えていますよ。笑みを絶やさないセバスチャンですが、時々不安になり自信がないものだから、あれはいいのか悪いのかと自問自答を繰り返していました。そうしながらもセバスチャンは自分なりの答えを見つけたのだと私は思いました。すばらしい音楽は必死にならないと生まれない、音楽語法に熟達しても楽曲そのものがすばらしくないと意味がない、ということです。同じところにとどまるセバスチャンではないと私は確信しております。こういった試練(tribulations)を乗り越え、素晴らしいアルバムが生まれたのです。」
フランソワ・ジャヌノー

「『トリビュラスィオン』は冒頭のタイトル曲からラストの『マルス・プラスティック』に至るまで、パワーと熱気で圧倒していきます。私が最後までハラハラしながら若手演奏家のオリジナルCDをまるごと聴くなんて珍しいことですよ。このグループの演奏を聴いていると少なくとも5年から10年は続けてきたように感じます。アルバムの曲順にも大きく心を動かされました。曲順は理がかなっているしよく練られています。演奏者の皆が皆、アンサンブルでもソロでも素晴らしい才能を発揮しています。特にドラマーのオリヴィエ・ロバンがバンドをぐいぐい引っ張り、センスよくダイナミクスを使いこなし全ての曲を特徴づけているのがいいですね。このバンドのメンバー間に共感しあう姿勢が非常に多く見受けられます。演奏に見られる表現力のレベルは常に高いのですが、押し付けがましいところは一切ありません。それは「ニューヨークのバンド」を彷彿とさせ、ケニー・バロンやデイヴ・ホーランドのような人たちのリーダー作を聴いているような雰囲気が味わえます。彼らの音楽には何度も繰り返して聴きたくなるような独特の魅力があります。斬新な音のニュアンスや、聴くたびごとに得られる音の美しさに引かれ聴き続けることでしょう。しかるべき配給先からこのCDが発売されることになれば、もっと多くの人がこの素晴らしい音楽を楽しむことができると思います。このように才能あふれる音楽家集団がもっと登場してくれることを望んでおります。
キース・コープランド

専門誌から絶賛

「このクインテットで演奏をすることにより、ジャルースは作品に対する深みが増してきたようだ。非の打ち所のないテンポから、オーケストラを組み合わせた律動感ある作品、尖がった激しさを持つフレージング、自由闊達なソリストたち、息継ぎによるシンタックス、深みのあるベースライン、ドラムの音から読み取る暗黙の了解といった熱気がムンムンと導き出されるのだ。」
★★★ジャズマン、2006年3月号

「このグループに必要なものは、個々のメンバーの才能がもっと幅広いオーディエンスから認められることだ。楽曲は我々の心を虜にし、アドリブ・ソロは独創性に溢れる。クインテットはアルバムを通じ、完璧なアンサンブルと激しい力を見せつける。アルバムができるまで苦労してきた価値はあるのだ。」
ジャズ・ノーツ、2006年3月号

「『トリビュラスィオン』はすでに一流ドラマーとして知られるオリヴィエ・ロバンの名刺代わりとなるのにふさわしいアルバムだ。だからこのアルバムは耳を澄まして聴いてほしい。そしてこのクインテットのライブも観る価値があるので是非足を運んでほしい。」
バトゥール・マガジン、2006年2月号

「このアルバムはメッセンジャーズの力強さそのものとコルトレーンの面影が認められる。ケニー・ギャレットや今を代表する巨匠たちが見出した力強さに匹敵するものだ。オリヴィエ・ロバンはドラマーにふさわしい役割を見事に果たしている。ジャン=ダニエル・ボタの力を借りながら、ピアニストの巨匠スパニや2人のサックス奏者ジャルースとボジェが、どんなことでも申し分なくプレイできるような雰囲気を作っていく。だがそれだけでは収まらない。是非ライブを観てほしい。」
バトゥール・マガジン、2006年2月号

クインテット活動状況

過去の出演:

-『今日のアルバム』、マストTSF、2006年2月
-カーン市カミヨン・ジャズにてコンサート2月18日土曜日21時30分
-パリ市サンセット/サンサイドにてコンサート2月22日水曜日21時
-TSFジャズ、『TSF20時発』出演、司会:セバスチャン・ヴィダル、S.ジャルースとO.ロバンのインタビュー、2006年2月22日放送
-RTL、『ジャズ・タイム』出演、司会:ジャン=イヴ・シャプロン、2006年3月5日日曜日23時~0時放送
-フランス・ミュズィク、『ハートのジャズ、スペードのジャズ』出演、司会:アレクス・デュティユ、S.ジャルースとO.ロバンのインタビュー、2006年3月3日金曜日19時~20時放送
-フランス・ミュズィク、『生身のジャズ』出演、司会:クサヴィエ・プレヴォスト:20063月11日シャルル・トレネ・スタジオにおけるライブ録音、2006年3月28日火曜日16時放送

今後のコンサート予定:

-ヴィトロール市ムーラン・ア・ジャズ、4月1日土曜日
-パリ市デュク・デ・ロンバール、5月3日水曜日
-パリ市オトゥール・ド・ミディ…エ・ミニュイ、6月10日土曜日
-パリ市カヴォ・デ・ウブリエット、7月1日土曜日

クインテットのメンバーとの交流の他、リハーサルやコンサートへの参加も可能。

プロデューサーからの言葉

私にとってジャズメンとの出会いは、仕事をする上でも大きな喜びの1つとなっている。ソプラノ・テナーサックス奏者のセバスチャン・ジャルースとドラマーのオリヴィエ・ロバンとの出会いは、私にとって興奮するどころかそれ以上に自分のやり方を見直す機会となった。彼らの音楽のように人から必要とされる音楽をほとんど知らない。パリでの経験が長くかつ熱烈なファンを持つ若手ジャズメンに少し見られるぐらいだ。
セバスチャン・ジャルースほど作編曲の才能があれば話は別だ。脱帽物のスウィング感、オリヴィエとの双方向の力が渾然一体となって生まれたのが、妥協を許さないこのグループのアルバム『トリビュラスィオン』だ。
ハンガリー出身のピアニストエミール・スパニが、傑出したテクニックと独創性を併せ持つことなどすでに証明済みだ。この並外れたピアニストの演奏は、ウッドベース奏者のジャン=ダニエル・ボタが醸し出すスウィング感、歌心、インスピレーションとマッチしている。若手アルトサックス奏者のオリヴィエ・ボジェからにじみ出る熱気や「ハード・バップ」のみずみずしさは、鬼気迫るアドリブソロやジャズフィーリングからうかがえ、セバスチャン・ラルースの導くモダンな音楽世界とすっかりマッチし、2ヴォイスによるすばらしいテーマを聴かせてくれる。
アルバムに収録されたオリジナル曲は、ストレートで派手なハード・バップと力強く荒々しい雰囲気、あるいはコンテンポラリーな音楽性が渾然一体となっている。このとてつもない力強さをメンバーから伝授され、彼らを自らの芸術の極みに押しやろうとの思いが強くなったのだ。ジャズ愛好家の皆さんには、ザ・セバスチャン・ジャルース/オリヴィエ・ロバン・クインテットを聴いてきた私と同じように、喜びを感じていただければ幸いだ。

ジャン=ジャック・グラノウスキ
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ドラム小僧
  • Author:ドラム小僧
  • ようこそ!やっとBlogができるようになり楽しみです。
    今スコティッシュ・フォールド3匹と暮らしています。
    楽器はドラム。スポーツは自転車。
    語学は英・仏・独・伊(飛行機が怖いので海外に行ったことはありません)。
    音楽は近現代フランス音楽、フレンチジャズ、フレンチポップス、イタリアンポップス、ジャーマンロック、ブリティッシュポップス、テクノ。
    国内は坂本龍一、加藤和彦、大貫妙子、Phew等。
    好きなドラマーはMarco Minnemann(NHKラジオ講座ドイツ語テキスト投稿欄でも紹介)、高橋幸宏等。
    丹田呼吸を日々実践しています。
    以上のことを気ままに書こうと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
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