海辺で気まま日記 改め 川辺で気まま日記
毎回気ままに綴ります。猫、仏・独・伊語、音楽全般、丹田呼吸など。
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筒美京平の隠れた名曲集125
小泉今日子の21枚目のシングル『水のルージュ』(1987年2月25日)のカップリング曲『Kiss』を聴きます。『水のルージュ』同様、松本隆作詞、筒美京平作曲、大村雅朗編曲のチーム。イントロからAメロの雰囲気がThe Carsの『Drive』に似ていますが、途中メロディが聞いたことのあるメロディに変わります。同じ年にリリースされた西村知美の『想い出の冬休み』(1987年11月16日)へとつながったことが判明しました。このように筒美京平はアルバムやカップリング曲で提供した楽曲に変化を加えて、シングルヒットにつなげることが多いようです。

さて動画は1988年中野サンプラザでのライブの模様。小泉今日子は22歳前後だから若いですね。当時すでに持ち曲は多かったはずですが、ライブで披露したぐらいですからご本人はお気に入りだったのかもしれません。

     


【2013/09/15 22:50】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集124
先ほど、沢田玉恵のシングル『花の精-わたしのON‐AIR-』をあらためて聴いていただきましたが、B面の『水蜜桃』(作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:武部聡志)もなかなかの名曲ですのでご紹介します。メロディ、イントロ、間奏、マリンバのリズムなど、おそらく筒美京平がデモテープの段階で指示していたと思われますが、その完成度以上に沢田玉恵の声と歌唱力に圧倒されます。これほどの実力を兼ねたアイドル歌手はいなかったと思われますが、デビューして「わずか半年で引退。(中略)引退の理由は、家族が芸能界入りに強く反対していたためだと言われている(Wikipedia)」ことらしく非常に残念。しかし「1999年頃から再び沢田玉恵名義で女優としてドラマなどに復帰、2003年、映画『アップ・ダウン・スカイ』で主演を務める」とのことですが、最近はふたたび名前を聞くことさえもなくなりました。

動画3:54から『水蜜桃』が聴けます。

     



【2013/08/13 19:12】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集123
ずっと前からこのシリーズで音源がないためご紹介できずにいた中山美穂の『炎の舞』(作詞: 松本隆 作曲: 筒美京平 編曲: 船山基紀)がYouTubeでアップされました。この作品は中山美穂の4枚目のアルバム「EXOTIQUE」(1986年12月18日)の冒頭に収録されたものです。当時の筒美京平の作曲のエッセンスが詰まった作品で、SHOW-YAの『その後で殺したい(1987年1月22日)、少年忍者の『KAMIKAZE』(1987年? レコードリリースなし)、沢田玉恵の『花の精-わたしのON‐AIR-』(1986年4月2日)などに通じる、ディストーションギターとオリエンタル路線とのエグイ組合せが聴かれます。

『炎の舞』の編曲家、船山基紀は当時シンクラヴィアを所有していたことで知られ、ここでもそれを使ったと思われます。尺八のサンプリングは、曲名は忘れましたが他の曲でも多用されていました。ピーター・ガブリエルの『スレッジ・ハンマー』の手法を使いたかったのでしょう。今考えると遊び心のある作品ですが、それも当時、松本隆・筒美京平・船山基紀の売れっ子トリオであればたいていのものはヒットしていた実績があったことからでしょう。それはともかく、個人的にはこの曲、大好きです。



     


     

     

【2013/08/13 18:45】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集122
筒美京平は90年代に入ってめっきりアイドル系の歌手への楽曲提供が減りました。そんな時期に比較的多く提供したのが裕木奈江。今日ご紹介するのは、細野晴臣が裕木奈江に提供したシングル『空気みたいに愛してる』(作詞:松本隆 編曲:大村雅朗 1994年10月1日)のc/w曲『すっぴん』(作詞:秋元康 編曲:大村雅朗)です。何となく歌い方とか曲の雰囲気とかがミレーヌ・ファルメールぽい感じが個人的にはします。1:54からのシンセのオブリガードが高橋幸宏の作品で似た曲があったような気も。いずれにしても、当時のヨーロッパ・ポップスぽい曲だといえます。

     

裕木奈江といえば、クリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」(2006年)に出演したり、割りと最近ではアイスランドのホラー映画「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」(2009年)に出演したりと、海外映画での活躍が多いようです。それにしても何かめっきり老けましたね。苦労が多いのでしょうか。



最近の邦画では、BLACK FLEECEのニットジャケットで当ブログでもご紹介した伊勢谷友介監督「セイジ -陸の魚-」にも出演しています。渋谷慶一郎作曲のテーマ曲はこの映画だったんだって今頃知りました。





何となくラヴェルの『クープランの墓 メヌエット』を彷彿とさせます。

     

【2013/07/25 23:27】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集121
内田有紀の1995カルピスウォーターCFイメージソング『明日は明日の風が吹く』(作詞:岩切修子 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗 1995年4月5日)のc/w『ありがとう』(作詞:八反田リコ 編曲:大村雅朗)も筒美京平による作品です。同じ時期に提供した小沢健二のシングル『強い気持ち・強い愛』(1995年2月28日)のc/w『それはちょっと』に似たほんわかした雰囲気の曲です。内田有紀も小沢健二も当時人気絶頂の頃でした。もう18年も経ったんですね。

     

                   TKY201209070419.jpg

内田有紀はデビューした頃、髪の毛を短くしボーイッシュなキャラで売り出していました。鈴木蘭々なんかもそんなキャラでした。2002年に吉岡秀隆と結婚した時は「エー、なんで」と思ったものです。その後芸能活動を停止したものの、2005年に離婚。離婚後芸能界に女優業に復帰、2010年以降もドラマ出演も盛んで、天下の花王のCMにも出ているから大したものです。すでに30代後半ですが今では長髪で女らしくなりました。かといって熟女とか美魔女とかそんなものではない独特の魅力があります。個人的には今の方が若い頃よりも断然いいと思います。





【2013/07/09 21:46】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集120
最近はアニソン歌手、あるいは「富士サファリパーク」CMの歌い手として認知されている串田アキラ。筒美京平は串田アキラのデビュー直後に作品を提供しています。『生きる限界』(作詞:橋本淳/作・編曲:筒美京平 1970年10月5日)という曲。タイトルだけ聞くと何とも後ろ向きな感じですが、それとは真逆のイントロから能天気なブルース調の楽曲。でもこれ、串田アキラの歌が上手いからこそ成り立つのではないでしょうか。当時の筒美京平が得意とする、郷ひろみの『男の子女の子』やオックスの『ダンシング。セブンティーン』にも通ずるスタックスアプローチといえそうです。個人的には単純なつくりが好きな作品です。

     





【2013/06/22 00:01】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集119
筒美京平は、ハリウッド映画や全米ドラマに出演したことで知られる田村英里子の初期のシングルを3枚手がけています。今回はデビューシングル『ロコモーション・ドリーム』のc/w『涙の半分』(作詞:田口俊、作曲:筒美京平、編曲:小林武史 1989年3月15日)をご紹介します。この作品は、テレビアニメ「アイドル伝説えり子」(テレビ東京系列 1989年4月3日 - 1990年3月26日)のオープニングテーマ曲でもありました。なお、劇伴はその道のプロである渡辺俊幸が担当。

このアニメ、実在のタレントである田村英里子とタイアップして、芸能界を舞台にアイドル歌手としてデビューした少女のサクセスストーリーものですが、主人公の田村えり子役の声はなぜか田村英里子本人ではなく、別の声優が担当。意外と海外でも人気が高く「日本でのオンエアが終了した後も、スペイン、イタリア、フランス、また中近東でもオンエアが続いている」(Wikipedia)とのこと。アニメの海外進出により筒美京平作品が聞かれるようになったのは、「スプーンおばさん」と同じケースですね。

ところで動画の0:38で、作曲が筒美京平ではなく「筒見京平」になっているのを私は見逃しません。このブログにアクセスの際も結構「筒見」で検索される方が多いです。

     


【2013/05/28 23:33】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集118
筒美京平は『雨音はショパンの調べ』で知られる小林麻美に対し、実にたくさんの作品を提供してきました。シングルはデビュー作の『初恋のメロディー』(1972年8月5日)から6枚目の『私のかなしみ』(1975年7月5日)まで手がけています。またアルバムにも多数提供していて、今回は2枚目のアルバム「20才の愛」(1974年12月1日)に収録の『小さな旅』(作詞:ちあき哲也/作曲:筒美京平/編曲:萩田光男)を取り上げます。

アルバムの楽曲なのでシングルのような演歌ぽいものやベタなものではなく、非常にリラックスした雰囲気で作られたのが目に浮かぶような作品です。小林麻美といえばやはり先の『雨音はショパンの調べ』のイメージ、都会的でアンニュイな雰囲気が今も定着していますが、20代の頃は動画の写真のような爽やかなイメージで売り出していたのでしょうか。だとすればこの作品はそのイメージにマッチしていたといえるかもしれませんが、今となっては隠れた名曲です。筒美京平の典型的な長調ポップスのコード展開で、かつ曲構成もAABAと王道を貫いています。

ところで小林麻美は1991年に田辺エージェンシー代表取締役社長、田邊昭知と結婚した後に芸能界を引退していたようです。田邊昭知は田辺昭知とザ・スパイダースのリーダー兼ドラマーだったのですね。ちなみに小林麻美は田辺エージェンシーの前は漫画家のすがやみつるの従兄弟が経営する芸能事務所に所属し、その事務所は「強引にスカウトして売り出そうとした小林麻美がスキーで骨折して計画が総崩れとなり、1か月で消滅してしまったという」(Wikipedia)ことだそう。

     



【2013/05/27 23:41】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集117
最近は池畑慎之介☆と表記するようになったピーター。筒美京平はピーターにも作品を提供しています。今日ご紹介するのは、シングル『青春のさすらい』(1971年12月)のB面に収録の『明日の為に微笑を』(作詞:橋本淳 作曲:筒美京平 編曲:高田弘)という隠れた名曲です。

私はこの作品をピーターのではなく、平山三紀のアルバム「希望の旅」(1972年4月25日)に収録の『愛の賛歌』(作詞:橋本淳 作・編曲:筒美京平)ではじめて知りました。当時は同時期に別の歌手の楽曲をシングルのA面やB面、アルバムに収録して競作することが多かったようです。ピーターと平山三紀のリリースのインターバルは約5ヵ月ですね。

ピーターの方をご紹介しておいて難ですが、やはり最初に聴いた平山バージョンの方が個人的には聴きやすいです。こちらは作曲者自身が編曲のみならず、イントロから聴かれるピアノ伴奏も手がけていることからも、筒美京平の並々ならぬ思い入れがあるのが伝わります。また、バックコーラスであるシンガーズ・スリーの「ヘイ、ヘイ、へイ、ヘイ、ヘッヘーイ」という掛け合いがユニークだったっり、サックスの入り方が当時としては小粋だったりと、ピーターバージョンよりも上品に仕上げられています。エンディングのピアノがミニマルミュージックみたいなのが興味深いです。

     

     



【2013/05/20 20:57】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集116(弟が語る兄筒美京平)
                 渡辺忠孝

今回は急遽番外編としてご紹介します。筒美京平こと渡辺栄吉には音楽業界に弟がいます。「コブクロの生みの親で音楽プロデューサーの渡辺忠孝」(Wikipedia)がそうで、写真の人です。彼が兄筒美京平についてラジオで語った貴重な音源がYouTubeにアップされていますのでお聴きください。



弟の渡辺忠孝は兄の筒美京平と正反対の雰囲気がありますね。しゃべりが滑らかというか。上の写真を見た感じも面長であまり似ていません。

いろいろなエピソードは聴いていただくとして、この動画で特筆すべき点が一つあります。20:51あたりから「人気作曲家の秘密・筒美京平 わたしはこうしてヒット曲を作る!」という記事の内容が見られます。筒美京平には珍しく雑誌に記事を書いた形跡があるようです。

 私は作曲家をはじめて三年、暗中模索からはじまり、最近、やっとコツのようなものがわかってきたというのが本音です。
 自分の作ったものがヒットすれば、流行作曲家として認められ、次から次へと作曲し、依頼者の期待にこたえなければなりません。したがって、じっくり練りながら作る余裕など、まったくといっていいほどないのです。
 だから、”私はこうして作る”などと正面切っていえる柄ではないのですが、あえて紹介することにします。
 私は歌詞にメロディをつけるのがほとんどで、90%はそうです。いまメロディが先に出来て、それに歌詞をつけるのが多くなっているのですが私の場合は、詞のリズムにメロディをつけた方が、歌謡曲っぽいものが出来るのです。
 まず歌詞をよく読み、自分のなかにリズムが動き出したら、とにかく、十通りぐらいメロディを作ってしまいます。そして、その中で、これと思うメロディをとりだし、煮つめていくわけです。ひとつの曲を、いじくりまわすことはほとんどありません。はじめに書いたものが、そのままレコーディングということもあります。
30分で作って大ヒット
 では、一昨年の12月25日に発売し、大ヒットした『ブルーライト・ヨコハマ』について説明しましょう。
 この曲は、いしだあゆみを大スターにした思い出深い曲ですが、意外にスラッと出来あがった曲です。
 あれはたしか、翌日がレコーディングという日でした。夜中の2時になっても橋本淳さんの詞が出来てこないのです。当然、楽器編成をきめていないと、当日になって、演奏者をきめるわけにはいきません。ですから、どういう楽器編成でアレンジするかは、詞、メロディが出来る前にきまっていたという、まさに、珍妙なものでした。
 こんな状態でしたから、夜中の2時すぎになって、はじめて五線紙に向かい、30分ぐらいで作ってしまいました。そうでもしないと、あとアレンジの仕事。つぎにそれを、それぞれの楽器別に楽譜を作るために、写譜する人が待ちかまえているのですから―。
『涙いろの恋』が大ヒット
 私はいつもそうですが、前号でやられた“ホット作曲術”にあるように楽曲の形式をある程度後において、作曲するようなことはないのです。すらっと出来たものが、あとで説明するように、たまたまAA’BA’という形式でまとまっているのであって、全体的にメロディー、リズムが、こころよく響くというおほめの言葉は、結果論というのが私にとって真実なのです。
 この曲がヒットすると、
「歌謡曲に、新しいサウンドをもたらした」
 ということをよくいわれましたが、実は、この前にも、いくつか作っているのですが、ヒットしなかっただけです。
 さて、本題にもどりましょう、私の場合メロディーの中にリズムをいかにおりこむかというのが重要なことですが、この歌には、前身ともいえる曲があるのです。この歌が出る少し前に、奥村チヨがうたった『涙いろの恋』がそうです。
<譜例1>をみて下さい。はじめの歌いだしの「あなたのやさしい―」をうたっただけで、リズムやトーン(調子)が『ブルーライト・ヨコハマ』に似ていると思うはずです。


当時の音楽制作の現場の雰囲気が伝わるのがいいですね。また筒美京平の謙虚な語り口も好感が持てます。

筒美京平が『ブルーライト・ヨコハマ』と似ているという奥村チヨの『涙いろの恋』も聴いてみましょう。たしかにサビの部分が似ていますが、『ブルーライト〜』の方がイントロの2菅など洋楽エッセンスに溢れています。なお、『涙いろの恋』は奥村チヨのアルバム「チヨとあなたの夜」の1曲として収録されています。

     

【2013/05/07 00:29】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集115
今回は今日までバンド名と曲名が浮かんでこなかったのがついに判明したのでご紹介します。筒美京平は平山みきのアルバム「CHESS」(1987年11月25日)で10曲中5曲の作品(『冗談じゃない朝』『1 MORE DANCE』『もう お手上げだね』『Mr. Mon.』『O(ゼロ)』)を提供しています。いずれも当時のブラコンやダンスものを上手く取り込んだものでした。『冗談じゃない朝』はジョナサン・バトラー、『1 MORE DANCE』はハウスミュージック、『もう お手上げだね』だけちょっと歌謡曲調で、『O(ゼロ)』はモラーヌぽかったといえます。

中でも『Mr. Mon.』という曲は、日本人にはなかなか思いつかないような楽曲作りがなされていて、一体何を参考にしたのか判明せずに悶々としていました。しばらくして何気に当時(おそらく1988年前後)レンタルで借りたあるレコードを聴いていて「これだッ!」とわかり、わだかまりが解けた覚えがありますが、それが何だったかつい最近まで思い出せないでいたのです。

そしてYouTubeで関連動画観ていくうちに「あ、これこれ!」とかつての思いがまた蘇りました。それは、イギリスのBreathe(ブリーズ)というバンドのデビューアルバム「All That Jazz」(April 1988)の『Any Trick』だったのです。しかしです。2つの楽曲のリリース時期を見ていただくとお分かりの通り、平山みきの『Mr. Mon.』の方が早かったのです。

残念ながら『Mr. Mon.』をYouTubeや試聴サイトで聴くことはできません。ただ『Any Trick』と曲構成や伴奏は「まんま」ですので、次の動画『Any Trick』の音を聴いていただき、『Mr. Mon.』がいかに日本人離れした楽曲であるかを感じていただきたく思います。やはり筒美京平はすごいですね。

     


【2013/05/05 23:46】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集114
筒美京平は、『サインはV』オープニング主題歌を歌った麻里圭子にも楽曲を提供しています。今日ご紹介するのは、シングル『接吻(キッス)泥棒』(作詞:阿久悠 作曲:筒美京平 編曲:有明春樹 1970年7月5日)のB面、『悪魔の香水』(クレジットA面同様)です。

終始バート・バカラックを意識したサウンドに仕上げられています。イントロの管のフレーズが何とも印象的で一度聴くと頭から離れそうもないほどですが、かといってA面にして売り出すような下世話さのない、非常に洗練された楽曲です。メロディはドナ・サマーの『I Remember Yesterday』を先取りした感じです。

ところでその麻里圭子ですが、昨年40年ぶりにテレビ出演していたようで、最近は「マミフラワーデザインスクール」主宰しているそうです。おそらく60は超えていると思われますが、近影を見てもいまだに若い頃の美貌を保っているようです。





【2013/04/25 05:17】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集113
筒美京平がKinki Kidsに提供した曲としては『やめないで,PURE』(1999年2月24日)以来となる『ラジコン』(作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:船山基紀 、コーラスアレンジ:岩田雅之)は、「K album」(2011年11月9日) に収録されています。80年代のアイドル歌謡作家陣黄金トリオ、松本‐筒美‐船山が10年代で挑んだ作品。アルバム用の楽曲ということもあり、かつてのシングル群のような気合の入ったものではなく、いたってリラックスした雰囲気が三人の今を感じさせます。





【2013/04/14 20:04】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集112
筒美京平は「ピンポンパン」にも作品を提供していたようです。アルバム「ママとあそぼうピンポンパン第2集」収録の『ドロンコマーチ』(作詞:阿久悠 編曲:筒美京平)という作品です。今聴くと当時の音楽だなと簡単に言えますが、他の曲と比較すると当時いかに異色であったかが分かります。同アルバムに収録の『パジャママンのうた』(作詞:阿久悠 作・編曲:森田公一)と比べてみましょう。

私自身、『パジャママン』の記憶は鮮明にあるのに『ドロンコ』はまったく覚えていません。しかし両者を比較するとメロディーはよく似ていますが『ドロンコ』の方がアレンジが洋楽的で当時としては新しかったんだろうなと想像できます。『ドロンコ』はハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス風の2菅、フィフス・ディメンションのリズム、スペクターズサウンドありと、洋楽三昧であることが分かります。

それはそうと『パジャママン』をあらためて聴いてみて、ベースラインがスティーヴ・ミラー・バンドの『アブラカダブラ』と似ていることが判明しました。

     

     

     


【2013/04/06 22:30】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集111
筒美京平の中でも70年代のブルース歌謡の隠れた名曲とも言えるリンダの『ブルーライト』(作詞:橋本淳 編曲:筒美京平 1973年11月20日)を聴きましょう。同曲はつなき&みどりもアルバムで収録した競作だったようです。こんな曲があったなんて当時聴いたことがなかったので知りませんでした。何となく日本人の歌手が歌う曲のアレンジよりも洗練されている雰囲気があります。エンディングに少しだけ登場するブルースギターのフレーズなどを聴くとやはり違うなと思った次第です。

     


【2013/04/06 20:13】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集110
今回も野口五郎のアルバム「ラスト・ジョーク GORO IN LOS ANGELES'79.」(1979年7月21日)収録の作品をご紹介します。『漂いながら揺れながら』(作詞: 阿久悠 作曲:筒美京平 編曲:船山基紀)です。

イントロからロック色の強い、リズムの変化に富むプログレッシブな展開が見せ所の楽曲です。野口五郎の動画1:01のリズムが何かに似ているなと考えていたら、ジノ・ヴァネリの『Brother To Brother』のフレーズが思い浮かびました。ジノ・ヴァネリの動画6:17からのところです。こう言うと、筒美京平ばかりがパクリをしているようですが、何の何の。かつてご紹介したことがある、渡辺香津美率いるKAZUMI BANDの『TALK YOU ALL TIGHT』(1981年5月25日)もそうです。KAZUMI BANDの動画1:03からをお聴きください。筒美京平の方が渡辺香津美よりも2年も早くジノ・ヴァネリを引用しているなんて、その導入の早さにあらためて驚かされます。

     

     

     



【2013/03/22 22:07】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集109
立て続けに「筒美京平の隠れた名曲集」ですが行きましょう。筒美京平は朝丘雪路に実にたくさんの作品を提供しており、「GOLDEN☆BEST/朝丘雪路 筒美京平を歌う」というCDをリリースしているほどです。二人の組合せでは『雨がやんだら』があまりも有名ですが、筒美京平にしては珍しく趣味性を発揮されている作品もあります。シングル『いつもなら』(作詞:なかにし礼、編曲:筒美京平 1971年6月21日)のB面『大人の会話』(同クレジット)という曲です。タイトルからしてまたもやムード歌謡かと思いきや、筒美京平の敬愛するバート・バカラック風の洗練されたメロディーとアレンジで本領を発揮しています。



ところでこの曲のAメロを聴いていて何かに似ているなと思っていたら、原田真二のデビューシングル『てぃーんず ぶるーす』(作詞:松本隆/作曲:原田真二/編曲:鈴木茂・瀬尾一三 1977年10月25日)であることがわかりました。原田真二が朝丘雪路を愛聴していたかどうかは知るよしもありませんが、中一ぐらいに家族が聴いていたのが耳に残っていたのかもしれません。





【2013/03/21 19:44】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集108
筒美京平は西村協に2枚のシングルA・B面計4曲を提供しています。西村協について私もあまり詳しくないので、以下本人のHP「NAKED CROSS」のプロフィールから引用します。

明治学院大学法学部在学中、昭和44年にフォーク系コーラスグループ『グリーメン(吟遊詩人)』を結成、北山修作詞、加藤和彦作曲「恋したら」でキャニオンレコードよりデビュー、以後レコード歌手として活躍する一方で日本を代表するエレキバンド、『寺内タケシとブルージーンズ』にボーカリストとして参加、ロシア公演など海外公演も多数経験する。また、TBS系TVドラマ「離婚ともだち」の主題歌『シー・ユー・アゲイン』(作詞:阿久悠/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗)をはじめTBS系ドラマ「愛の劇場」シリーズの主題歌を立てつづけに3本発表、なかでも「忘却の愛」の主題歌『黄昏』(作詞:作曲:岸田智史)がヒットし、本格派アダルトポップスシンガーとして、根強いファン層を抱えています。さらに1999年には初のスタンダードジャズCDアルバム『I'm In The Mood For Love』を発表、ジャズ界のみならず各方面で絶賛を博す。以降都内や横浜を中心に各地のジャズライブを展開、常に客席は満席の盛況ぶりである。

さて今回は『シー・ユー・アゲイン~see you again』(作詞:阿久 悠/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗 1980年4月21日)を聴きましょう。大原麗子、藤竜也、田村正和、津川雅彦、浅野温子といった豪華メンバーが出演したドラマ、「離婚ともだち」(JNN系列 1980/04/10~1980/07/03)の主題歌でした。クールファイブが歌ってもよさそうなゴージャスな曲調です。「シー・ユー・アゲイン」のサビの部分が引き立つメロディー展開がなされています。そのサビはゴダイゴの『(カミング・トゥゲザー・イン・)カトマンズ』(作詞:奈良橋陽子、松本隆 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野 1980年9月1日)と似ているようです。『シー・ユー・アゲイン~see you again』の方が5ヵ月ほどリリースが早いです。エンディングはその後の西村協のフィールドを予感させる、ストリングスの9thメロディーで締めくくられます。

     

西村協の最近のライブの模様を収めた動画がありますのでこれも観ましょう。曲はスティーヴィー・ワンダーの『You Are The Sunshine Of My Life』です。2011年5月30日の草月ホールにおける大西敏明グループによる演奏です。



【2013/03/20 20:52】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集107
筒美京平は中原理恵のデビューから8枚目までのシングルを手がけてきました。『東京ららばい』はあまりにも有名なので今日は『枕詞(ピロー・トーク)』(作詞:松本 隆 編曲:矢野 誠 1979年3月21日)をご紹介します。

この曲をお聴きになってバッキングのリズムがスモーキー・ロビンソンが在籍したミラクルズの『Love Machine』(October 1975)だとお気づきの方は多いことでしょう。でもこのリズム、YMOの作品などでもよく聴かれる定番といえば定番。それともう一つ、Lipps Inc.の大ヒット曲『Funkytown』(February 18, 1980)にも似ていますが、実は『枕詞(ピロー・トーク)』の方が1年早いことは今回調べて知りました。『ファンキータウン』よりも1年先に行っていたなんて、さすが筒美京平、流行には敏感です。編曲は矢野顕子の初婚の夫、矢野誠です。

     

     

     


【2013/03/18 21:25】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集106
なぜこの時期になのかは不明ですが、野口五郎のアメリカ録音4部作アルバムがタワーレコード限定で再発しました。今日はその中から、「ラスト・ジョーク GORO IN LOS ANGELES'79.」(1979年7月21日)収録のタイトル曲『ラスト・ジョーク』(作詞:阿久悠 作曲:筒美京平 編曲:船山基紀)を聴きます。このアルバムの参加メンバーは以下の通りです。

演奏:ロサンゼルス・スーパー・セッション
ドラムス:ジェームス・ギャドソン
ベース:デビッド・ハンゲイト、マイク・ポーカロ
ギター:ラリー・カールトン(ゲスト)、デビッド・スピノザ
キーボード:ラリー・ナッシュ
パーカッション:スティーヴ・フォアマン、ゲーリー・コールマン
トランペット:チャック・フィンドレー、ゲリー・グラント、スティーヴ・マダイオ
トロンボーン:ディック・ハイド、ルー・マックリアリー、ジャック・レッドモンド、チャーリー・ロバー、アーニー・タック
フレンチ・ホルン:リック・ペリシ、ウィンル・デロサ
テナー&バリトン・サックス:トム・スコット
アルト・サックス:デビッド・サンボーン
女性コーラス:ミルナ・マシュケーズ、マーチ・マッコール、リサ・マッケイ
ストリングス・コンサート・マスター:シド・シャープ

ウェストコーストのフュージョン、セッションミュージシャンが多数参加しているのがわかります。ベースのデビッド・ハンゲイトとマイク・ポーカロはいずれもTOTOの歴代ベーシストですね。編曲の船山基紀は早稲田大学でハイ・ソサエティ・オーケストラでサックスをしていたらしく、サックス奏者としては?だったようですが、編曲を独学で習得してプロデビュー。まさかトム・スコットやサンボーンを従えるとは夢にも思わなかったことでしょう。出世作は沢田研二の『勝手にしやがれ』(1977年5月21日)。70年代中盤から80年代にかけて、筒美京平の作品を数多く編曲した人です。





【2013/03/14 00:32】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集105
稲垣潤一のセカンドアルバム「SHYLIGHTS」(1983年2月1日)収録のタイトル曲(作詞:秋元康/編曲:井上鑑)も筒美京平によるものです。同アルバムにはヒットシングル『ドラマティック・レイン』(作詞:秋元康/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀)も収録されていますが、当時の稲垣潤一のAOR路線を代表するのはやはりこの曲でしょう。

     



【2013/03/12 18:59】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集104
昨年タワーレコード限定で再発された近田春夫のアルバム「天然の美」(1979年5月21日)で筒美京平は2曲作品を提供しています。YMOが編曲と演奏で参加した『プシー・キャット・ラブ』(作詞:近田春夫 作曲:筒美京平 編曲:イエロー・マジック・オーケストラ)を聴きます。

楽曲は童謡ぽいオールディーズをテクノアレンジしたもので、ある意味コスミック・インベンションの先を行くものだったのかもしれません。間奏ではロッド・スチュワートの「アイム・セクシー」の引用が登場。これは近藤真彦の『ギンギラギンにされげなくに』へと受け継がれます。近田春夫が高音で苦しそうになるようになっているのは筒美京平の狙いだったかもしれません。ポルタメントと演歌っぽいビブラートに特徴がありますね。

     


【2013/03/10 01:56】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集104
石井明美3枚目のシングル『L'amant』(作詞:湯川れい子/作曲:筒美京平/編曲:戸塚修)のB面『春のまどろみ』(作詞:松本隆/編曲:山川恵津子 1987年2月26日)も筒美京平の提供作品です。ちょうど26年前の作品ということになります。この曲は後にアルバム「Joy」(1987年8月26日)にも収録されました。「Joy」は全曲筒美京平作品だということは以前にもご紹介しましたので詳細は割愛します。

スネアドラムの力強いリズムにポップで叙情的なメロディが乗った80年代らしい作品。WHAM!の『Bad Boys』を長調から短調にした感じがします。サビのところにチェンバロのバッキングが入っているのは、筒美京平の要請によるものかもしれません。チェンバロは筒美京平が70年代から導入しているバート・バカラック的アプローチで、楽曲に甘さを加える効果があります。

     



【2013/02/28 23:18】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集103
田原俊彦の16枚目のアルバム「TOKYO BEAT」(1989年5月17日)収録の『迷宮の夏たち』(作詞:森浩美、作曲:筒美京平)です。古舘伊知郎と柴俊夫がコンビで司会をしていた(1988年2月24日 - 1989年9月27日)頃の夜ヒットでの動画です。

これより以前にリリースしたシングル『どうする?』(1987年9月11日)の延長線上にある楽曲で、リズムやコーラスの掛け合いがロビー・ネヴィルの『セ・ラ・ヴィ』を彷彿とさせます。

また伴奏のストリングスのフレーズがSimply Redの『Money's Too Tight (to Mention)』ぽい、というかシンプリー・レッドもクラプトンの『レイラ』のフレーズを引用しているのですが、まあ似ています。 

     



【2013/02/26 23:03】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集102
筒美京平は早見優に多数の作品を提供しました。今回は、資生堂「バスボン ヘアコロンシャンプー・リンス」CMソングとしてご存知の方もいるでしょうが、今では『夏色のナンシー』ほど聴く機会の少ない『誘惑光線・クラッ!』(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗 1984.3.3)をご紹介します。この曲はアースから引用されている、と言ってもピンと来ないでしょう。まずは『誘惑光線・クラッ!』をお聴きください。



0:52からのサビで「誘惑光線・クラッ!」の直後でドラムのフィルインが入るところがあり、私はこれを初めて聴いたとき、アース、ウィンド&フィアーのアルバム「Electric Universe」(November 1983)に収録の『Spirit Of A New World』(M. White, M. Page, D. Foster, B. Fairweather)だとすぐに気づきました。次の動画の0:43の箇所など随所で聞かれます。



早見優の曲は冒頭から明るい雰囲気の60年代ポップス調かと思いきや、サビで突如『Spirit Of A New World』のリズムがくるので、驚きと同時に意外性のある組合せに当時感心したものです。


【2013/02/15 21:06】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集101
松任谷由実が荒井由実から改名して初の仕事が筒美京平との共作だったとは知りませんでした。埋込みができないのでこちらからお聴きください。五十嵐夕紀のデビューシングル『6年たったら』(1977年7月3日)で、松任谷由実作詞、筒美京平作曲、萩田光雄編曲といった布陣。ですがオリコン最高位は120位と振るわなかったようです。イントロのラッパのところがゴダイゴの『銀河鉄道999』(1979年7月1日)のテーマ曲みたいで興味深いです。編曲したミッキー吉野はこの曲を聴いていたのかもしれません。

ところで動画の五十嵐夕紀は脚は太いですが、ルックスは今から見ても洗練されていると思うのは私だけでしょうか。『6年たったら』ではないですが、このシングルリリース7年後に「お色気路線の歌手として方向転換するもやはり売れず、1984年(昭和59年)には日活ロマンポルノの女優に、といっても、山城新伍監督『双子座の女』1本のみの出演であった」(Wikipedia)とは何とも悲しいですね。今は芸能界を引退しソシアルダンスのインストラクターとなったよう。見た目貫禄のある熟女に変貌しています。


【2013/02/13 21:07】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集100
「本人によると、スリーサイズはデビュー当時(15歳)から現在までほぼ変わっていないという」(Wikipedia)由美かおる。筒美京平は由美かおるのためにシングル『あこがれ』(作詞:ちあき哲也、編曲:高田弘 1971年9月)を提供しています。リリースの頃「ヒット大作戦」という日本テレビのわずか15分の歌番組で司会を務めていたりと、当時は音楽活動も多かったよう。シングルも20枚以上もリリースしていたとは驚きです。

     


【2013/02/11 23:42】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集99
ずいぶん前にご紹介したことのある沢田研二のアルバム「女たちよ」(1983年10月1日)よりもう1曲。このアルバムは「詩人の高橋睦郎が「源氏物語」を歌えるのは沢田しかない、と惚れこんで生まれたコンセプト・アルバムである」(Wikipedia)とある通り、文芸詩人の書いた詞に筒美京平がメロディーをつけた異色作。また筒美京平が沢田研二と仕事をしたのも後にも先にもこれ1作のようです。サウンドも当時先端を行くジャパンやマルコム・マクラーレンを意識したも凝ったものなので、売れなかったんだろうなと思いながらもあらためて調べてみたらオリコンで最高位12位と、なかなか健闘したようです。

今日ご紹介の『さすらって』(作詞:高橋睦郎/作曲:筒美京平/編曲:大村雅朗)も以前ご紹介した『二つの夜』同様にイントロからAメロバックのリズムやミック・カーンばりのベースラインがジャパンのアルバム「錻力の太鼓」に収録の『Art Of Parties』によく似ています。筒美京平の作品としては全体に暗くて重く、歌謡曲的なサビのない珍しい楽曲と言えます。




【2013/02/10 23:46】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集98
筒美京平は稲垣潤一に多数楽曲を提供していますが、稲垣潤一には珍しくファンキーな作品もあるようです。4枚目のアルバム「NO STRINGS」(1985年5月1日)に収録の『JAJAUMA』(作詞:秋元康、編曲:井上鑑)という曲で、聴いてすぐに稲垣に久保田を歌わせていると思いがちですが、実は久保田利伸のデビューは1986年6月21日リリースの『失意のダウンタウン』で1年も後のことです。それにしてもスキャットをしている稲垣潤一は珍しいですね。

筒美京平はかつてオリコンのインタビューで久保田利伸に注目していると述べていたこともあり、彼に楽曲を提供したかったのだけどいまだかなえずといったところでしょうか。

     



【2013/02/09 19:40】 筒美京平の隠れた名曲集 |
筒美京平の隠れた名曲集97
郷ひろみの『美貌の都』で筒美京平と作詞で共作した中島みゆきですが、自身の書き下ろし曲として唯一筒美京平が作曲したのが『兆しのシーズン』(作詞:中島みゆき、作曲:筒美京平、編曲:瀬尾一三)です。といってもこの作品、シングル『ジェラシー・ジェラシー』(1993年4月21日)のカップリング曲で、ほとんど表に出ず埋もれているのではないかと思いご紹介する次第。

さてこの『兆しのシーズン』、メインの『ジェラシー・ジェラシー』が中島みゆきお得意の情念的でリズムがあるのと対照的に、イントロが当時のブラコンぽく中島みゆきにしては大人っぽい雰囲気の曲に仕上げられています。リラックスした気負いのない曲調なので、最初からカップリング曲として筒美京平がオファーを受けた可能性の高い隠れた名曲です。埋込みができないのでこちらからお聴きください。



【2013/02/09 19:04】 筒美京平の隠れた名曲集 |


PROFILE
ドラム小僧
  • Author:ドラム小僧
  • ようこそ!やっとBlogができるようになり楽しみです。
    今スコティッシュ・フォールド3匹と暮らしています。
    楽器はドラム。スポーツは自転車。
    語学は英・仏・独・伊(飛行機が怖いので海外に行ったことはありません)。
    音楽は近現代フランス音楽、フレンチジャズ、フレンチポップス、イタリアンポップス、ジャーマンロック、ブリティッシュポップス、テクノ。
    国内は坂本龍一、加藤和彦、大貫妙子、Phew等。
    好きなドラマーはMarco Minnemann(NHKラジオ講座ドイツ語テキスト投稿欄でも紹介)、高橋幸宏等。
    丹田呼吸を日々実践しています。
    以上のことを気ままに書こうと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
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